一昨年、近所のお兄ちゃんから自転車のお下がりをもらったとっち。


そのお兄ちゃんは、この春から高校生と年が離れているのですが、

小さい時はとっちと一緒に遊んでくれたやさしい子。


そんなお兄ちゃんからもらった自転車は、とっちにとってサイコーな自転車なのです。


だけど、この2年間た~くさん乗ったので、タイヤも溝がないし、ブレーキも利かなくなったし、

泥除けもない・・・。でも、自転車はピッカピカに磨いてありますが・・。


20インチの自転車なので、次の大きさの自転車に乗っても良いかなって感じなので、

新しい自転車を買ってあげようかな~と思ってたんだけど・・・。


「あと1年でいいから、今の自転車に乗りたい」 と とっち。


お兄ちゃんにもらった自転車だし、物は大事に使いたい! と主張するとっちの気持ちを大事にするため

修理の見積もりをとってもらったら、


なんと1万円超えると言われてしまったのです。


ブレーキの修理はドラムごと変えなくてはだめなので、メーカーに出さなくてはならないと・・・。


自転車屋さんからも、この先、何年も乗るのならわかるけど、

サイズ的にも次のサイズで十分な感じだし、

修理じゃなくて、新しい自転車を買うことを薦められました


とっちはちょっとがっかりしてましたが、

自転車屋さんが言うならしょうがないと、納得して新しいのを買うことにしました。



まぁ、子供なんで、 新しい自転車を買うとなったら、

それはそれでうれしいらしく、

大きくて、かっこいい自転車がいいな~と ウキウキしてました



  

とっちは、

お兄ちゃんが大事に乗っていた自転車を自分が譲ってもらったってのがうれしかったみたいで、

本当に、あと1年乗りたかったらしい。


とっちは、自転車というより 気持ちをもらっていたんだな~。



 
  本当だったら、お金をかけてでもちゃんと修理してあげて、ピカピカに磨いて、

  1年とっちが乗って、

  また誰か乗ってくれる人がいれば良かったのだけどね~。

  今修理して、来年また新しい自転車を買うとなるとね~。

  実際にお財布から出るお金のことを 優先してしまったわけでして・・・。

  なんとも心ぐるしいのですが、





とっちのその気持ちはよ~く理解してあげて、大事にしてあげたいと思いました。